山田 智子Satoko YAMADA
STORY
自然を写すうつわ
越中瀬戸焼の魅力について
越中瀬戸焼は、地元の原土を掘ってきて土を作り、原料の灰を焼き、最後は薪の窯で焚きます。 ほぼ全ての工程をこの土地で完結するというのは、今ではなかなかあたりまえではなくなってきているように思います。
自然のものを相手に制作できる。
この当たり前の環境が普通にあることが、ここの魅力だと思います。
製作時に心がけていることや、
作家としてのテーマを教えてください。
いつかみた景色をモチーフに。
制作を始めた頃の気持ちを大切に、ワクワクの気持ちを持ちながら、
日々の暮らしの中で見て、触れて、魅力を感じてきたものを大切に、丁寧に作品に表現していけるように心がけていきたいです。
立山町での暮らしの魅力
富山県の扇状地の地形が好きです。
私の住んでいる所は、傾斜の途中。
見下すと広がる富山平野と富山湾。
そして、どこまでも続く広い空。
立山の四季を肌で感じることができ、
日々目にする景色も飽きることがありません。
みなさまへのメッセージ
このたび作業場を設け、越中瀬戸焼かなくれ会会員になり、様々な行事ごとに参加させていただいております。
これを機にさらに越中瀬戸焼をたくさんの方に周知していただるよう、制作においても精進して参ります。
どうぞよろしくおねがいいたします。